笑えるようになったら帰りましょう

25歳、自分で自分の育成記録

MOTHER

 
最初から最後まで、タイトルに続く何か
 
手帳ジプシーを数年続けている。
去年の春から夏辺りに、パイロットのkakunoという万年筆を買った。
それにより文字を書くことが死ぬほど嫌いだった私が、万年筆を使うという手段と目的が入れ替わるような形で、適当な日記を書き続けている。
手帳ジプシーの記録は書いてみると長くなったので、また別の記事にする。
 
万年筆にハマると、それに伴いインクや紙といった万年筆を使う上で必須のそれらにも興味が湧いてくる。インクについては、Twitterハッシュタグの「#インク沼」を見ると大変面白い。沼沼しくて。
万年筆ライフを楽しく快適なものとするために、私は先人達の知恵と経験を拝借し、インクと手帳について知識をつけた。
インク沼にはまだ爪先が触れるか触れないか程度だが、ノートや手帳は何冊か買った。
情報を集めているうちに、万年筆に向いているノートとしてオススメらしい、MDノートに出会った。
MDノートには、中身は無罫・方眼・横罫の三種類あって、サイズは四種類くらいある。
私はA5の手帳やノートを使っていたので、MDノートもA5を買おうか長い間迷っていた。
紙はいいものらしく、ページ数が多いものなので、値段がそこそこする。そのため、MDノートはすぐに購入に踏み切れなかった。
どういった順番で考え、結果に至ったのか忘れてしまったが、結局私は去年の年末に文庫本サイズのMDノート(方眼)を買った。ほぼ日手帳のカバーを使いたかったからだ。
 
MOTHERをプレイしたことはないのだが、偶然見かけたツイートを気に入り、どせいさんbotをフォローしている。
ニコニコ動画で、実況動画を途中までだが見た。
MOTHERへの思い入れはその程度だが、ほぼ日手帳からMOTHERのカバーが出たとき、物凄く欲しくなった。
予約と売り切れ、再販を繰り返すのを見たのと、MOTHERカバーはカズンサイズではなく文庫本サイズで、私はA5サイズを愛していたので、その時は購入に至らなかった。
 
それが2014年の末になり、新年を迎えるのだから手帳を新調したい欲が出てきた。
それとバイト先に手帳を忘れるのを数度繰り返していた私は、荷物を減らすためにコンパクトなサイズに、そして少し派手な手帳にしたいと思っていた。
 
万年筆、MDノート、コンパクトなサイズ、ほぼ日手帳
 
私の使いたい物を全て使うベストな布陣を、私はほぼ日手帳のカバー+文庫本サイズのMDノートと判断し、2015年1月1日から使い始めた。
文庫本サイズのほぼ日手帳を使うことも何度か考えたが、万年筆との相性が分からなかったのと、MOTHERのカバーと中身の手帳のセットがオンラインショップで売り切れていたのでやめた。
 
 
母の話
このブログを作ったときに「あ、ここで書こう」と思ったことがある。
コミックウォーカーというアプリで読んだ、の田房永子の「母がしんどい」についてだ。
アプリで第1章が途中まで読めるのだが、第1章 その6の「約束のおこずかいちょうだい」を読んで、首がちぎれるほど頷きたくなった。物凄く共感したのだ。
お金にまつわる恨み言は山のようにあるので「約束のおこずかいちょうだい」を読んで思い出した出来事だけ書く。
 
小学何年生の時か忘れてしまったが、その当時、私はまだお小遣いを貰っていなかった。
私が小学二年生に上がる前に引越しをして、転校した後というのは確かなので、小学二年生以降のことだ。
ある日、おそらく近所に住むクラスメイトと遊ぶことになり、じゃあおこずかいを貰ってコンビニでお菓子を買おうという話になった。
私は母にそれを話し、母はこづかいを寄越すことに渋ったりせず了承してくれた。
しかし運悪く、母の手元に小銭がなかった。
仕方なく、当時専業主婦だった母は、姑(祖母)に100円だか150円だかを借りて、それを私に渡した。
私は喜んでこづかいを握り締め、クラスメイトとコンビニでお菓子を買い、クラスメイトの家で遊んで帰宅した。
そして楽しかった気持ちのまま帰宅すると、母から渡した金を返せと言われた。
私がお菓子を買った店は駄菓子屋ではなくコンビニで、しかも300円よりも少なかったこずかいが、余っているはずもない。
こずかい制度もなく金額を数字でしか認識していない小学生には、訳が分からなかった。
私は素直に使ってしまった、と言うと、母はあれはおばあちゃんから借りたんだ、どうやって返すんだと罵られた。
烈火のごとく怒鳴り散らされたのか、それともチクチクと嫌味ったらしく言われたのか覚えていないが、とにかく25になった今でもおぼろげに覚えているほどの出来事だった。
母のよく分からない行動で私は傷付いた、そんな記憶の一つだ。
 
こうして書いてみると、田房永子さんの漫画とは似ても似つかない話のような気がする。
しかし、あの漫画に描かれている幼少期の田房さんの気持ちが、手に取るように分かる!! と思った。
 
毒親という言葉を耳にするようになってから「母がしんどい」も知ったのだが、現在実家にいることもあって本として手元に置いておきにくいな、と思って未だ購入はしていない。
自尊心が十分に育っていなかったと感じて、どうにかしなければと重い腰を上げる直前の今、読むには少し辛いかもしれない。
長女の私が結婚適齢期になり、すぐ下の妹ももう成人しており、同い年の大学生の彼氏がいる。
娘の結婚を意識したのか、母から「しんどい母」になる片鱗が見えているような気がする。
今調べてみたら、Kindle版があった。近いうちに読んでみようと思う。
 
日記的な何か
とある漫画を全巻注文したのだが、まさかの在庫把握ミスで希望の日に届かなかった。
昨日、メールが来て、どうやら一二週間かかるらしい。
今日は大学に行って、真っ直ぐ帰らずに足を伸ばして買い物に行った。
色彩雫というパイロットのインクの小瓶verを置いている店を発見出来たので、買いました。
「天色」と「孔雀」と「紅葉」です。
次は「稲穂」、「冬将軍」か「霧雨」」、「深海」か「月夜」が欲しいです!